オーストラリア高校留学    ジャットセンター

進路を意識した高校留学


目標を高く持つことはモチベーションをアップすることができると思います。

また、高校留学を考えるにあたり、卒業後の進路に関して不安な方もいると思います。日本の大学への帰国生入試はこちらのページで詳しく説明していますので、このページでは卒業統一試験の必要性やオーストラリアやアメリカの英語圏の大学進学に関して説明したいと思います。

どの国の大学を受験するとしても大切な卒業統一試験


オーストラリアで学ぶ生徒が大学に入学するためには、各州の卒業統一試験を受ける必要があります。

この卒業統一試験の得点は、卒業後に大学を受験するにあたりとても大切なスコアになります。そのスコアは、日本の大学やオーストラリア以外の英語圏の大学(アメリカ、イギリスなど)の入学に必要なスコアに換算されます。

ですので、高いレベルの大学を目指す生徒は入学前からしっかりとこの卒業統一試験に関して理解しておく必要があります。なぜ理解しなければならないかと言えば、卒業統一試験は攻略するものだからです。

オーストラリアの教育システムを理解する


日本とオーストラリアの制度の違いは2点。

一つは、好きな教科を選択することができる。

つまり、自分が得意な教科を選ぶ、または点数が取れる教科を選ぶことができます。

また、難易度が高い教科であれば、同じ点数であっても高得点になり、低い教科であれば逆になります。つまり、数学の難しい教科と楽な教科では同じ点数を取ったとしても、点数の調整でかなりの差が付けられます。

そうなると、得点が取れる教科を選ぶべきです。

また、難しい教科にチャレンジして低い得点を取るよりも、簡単な教科で高得点を取る方が有利になる場合がほとんどで、その点も含めた選択が必要になります。

     

もう一つは、成績はクラスや学校の相対評価ではなく、到達度評価

オーストラリアの入試制度上、卒業統一試験の点数で学校の成績が50%分得点化されるということは、学校での成績がとても重要と言うことになります。

しかし、仮にクラスで1番の成績であっても、Aを取れるとは限らないのがオーストラリアの学校です。

これは、能力別のクラス編成をしており、レベルの低い学校のAとレベルの高い学校のAを同等に扱うと卒業統一試験の得点が公平にはならないからです。

ですので、成績はクラスや学校の中でAは10%,Bは25%のような日本的な成績の付け方ではなく、この生徒はこのレベルの問題を理解しているので、A、またこの生徒はクラスで一番ではあるが、この問題は理解できてないので、B、この学校ではAの成績をつけられる生徒はいない。となります。

オーストラリアでは成績の評価は、到達度で評価されると考えてください。

     

スケーリング 得点調整


オーストラリアの高校で学ぶ上で理解してもらいたい知識の一つはスケーリングになります。

スケーリングとは、教科ごとの難易度を計算で出し、各教科の実際に取ったポイントを難易度を加味してポイントに変えることです。

例えば、歴史で80点、物理で70点を取ったとします。ともに平均点は70点です。そうすれば普通に歴史の80点の方がいいことになりますが、歴史を選択した生徒の他の教科の得点があまり高くなく、物理を選択した生徒が高いレベルの教科をその他の教科で取っていれば、物理の平均点は、歴史の平均点と同等に扱うことができなくなります。

   

表は各教科のNSW州の卒業統一試験で各教科の平均点を取った場合のスケーリング後の得点になります。(50点満点になります。)

この表からもわかるように、選択教科をしっかりと選ぶことは今後の大学進学に大きく影響することになりますので、しっかりと理解していただければと思います。

英語の場合、留学生はESLを選択する必要がありますが、表の通りにESLの平均点は高くありませんが、これに標準偏差(SD)を合わせて考えなければなりません。50点満点中ESLのSDは11.3と高く、(英語標準8.0 英語上級8.0 英語専門7.2)分布が散らばっていることがわかります。ですので、標準偏差が高い教科であれば、平均点が低いとしても十分に対応できます。

卒業試験対策が必要な理由


オーストラリアの大学入試は、学校の授業での成績を含めたこの卒業統一試験の得点で合否が決まります。また、海外の大学に入学を希望する場合は、GPAという成績のポイントを提出しなければならない大学が多く、その得点をしっかりと取るためにも、留学生の場合は英語での不利がありますので、教科選択で最大限自分の得点を上げる対策をしなければなりません。

実際に英語の教科や社会の歴史など専門用語が多い教科の場合は、それぞれの単語を覚えるだけでも留学生にとっては大きなハンディキャップになりますが、それを大学入試で考慮に入れてはくれません。

オーストラリアでも他の英語圏の大学入試も、基本的には卒業統一試験の成績とGPAを参考に合否を決めることになります。

ですので、しっかりとカウンセリングなどで、希望の大学の入学条件を確認してそれに合わせて早い時期から対策を立てておくことを強く薦めています。

具体的にどのくらいの得点が必要か


オーストラリアの大学に入学するにはどのくらいのポイントが必要か。

オーストラリアの場合は、学部によってランクが分かれており、シドニー大学、メルボルン大学、オーストラリア国立大学などトップレベルの大学でも農学部などあまり人気のない大学は比較的得点がなくても入学できます。逆に医学部や法学部など高いレベルの学部は地方の大学でも高い得点を取らなければなりません。

ATARのポイントで、都心の医学部などは99.95(最高点)がないと申し込みすら出来ない大学もあります。各大学ごとに、ATARのポイントで申し込みの最低ATARポイントが掲載されていますので参考にするのがいいと思います。

ATARポイントは単にテストの点数だけでなく、学校での成績も得点に大きく反映されます。また、永住権のポイントとして有利な学部を希望される方が多いと思います。その点も含めて、具体的な得点などはカウンセリング時に遠慮なくご相談ください。